【書籍】でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相/福田ますみ/新潮文庫/2016年 

内容

「早く死ね、自分で死ね!」二〇〇三年六月、全国ではじめて「教師によるいじめ」と認定される事件が福岡で起こった。問題の小学校教師は、担任児童を自殺強要や凄惨な暴力でPTSDによる長期入院に追い込んだとされ、「殺人教師」とまで報じられた。だが後に、この一連の事実は、児童両親による「でっちあげ」だったことが明らかになっていく…。親の言いなりになる学校、妄信するマスコミ、医師、550人もの大弁護団…病める教育現場で起こった驚愕の冤罪劇。(Amazon「Book」データベースより)。Amazon Kindle Unlimited - Kindle 読み放題で公開中(2022/8/16現在)

 

目次

●序章 「史上最悪の殺人教師」

●第一章 発端「血が汚れている」

●第二章 謝罪「いじめでした」

●第三章 追放 停職6か月

●第四章 裁判 550対0の不条理

●第五章 カルテ PTSDの真実

●第六章 判決 茶番劇の結末

●終章 偽善者たちの群れ

●「でっちあげ」事件、その後

●あとがき

参考

●上記事件に関するWikipedia : 福岡市「教師によるいじめ」事件

 

 

読後感

書籍より

引用

子供は善、教師は悪という単純な二元論的思考に凝り固まった人権派弁護士、保護者の無理難題を拒否できない学校現場や教育委員会、軽い体罰でもすぐに騒いで教師を悪者にするマスコミ、弁護士の話を鵜呑みにして、かわいそうな被害者を救うヒロイズムに酔った精神科医。そして、クレーマーと化した保護者。結局、彼らが寄ってたかって川上を”史上最悪の殺人教師”にでっちあげたというのが真相であろう。

◎学校・教育委員会の事なかれ主義と隠蔽気質 ◎マスコミの杜撰な取材にもとづく偏向報道。それらを克明に書き出した良書。

 

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