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【活用情報】リコーコピー機複合機でスキャナーを使う方法

2022年4月9日

 

 

リコーコピー機複合機では様々な方法でスキャナー機能を利用することが可能です。今回は以下の3つの方法についてご説明します。

 

①スキャンtoメディア

・USBメモリやSDカードへスキャナデータを取り込む方法

設定難易度:0。

メディアを差し込むだけなので設定は特に必要ありません。

不具合発生度:0

PCのセキュリティ、アップデート等の影響を受けません。

 

 

②スキャンtoハードディスク

・コピー機複合機のHDDへスキャナデータを取り込み方法。

取り込み後、PCからコピー機のHDDへアクセスしてデータを取り出す。

設定難易度:低

特に設定はありません。WEBブラウザ(google Chromeやmicrosoft edgeなど)で

コピー機のHDDへアクセスするだけです。

不具合発生度:低

ほとんど無いです。

 

③スキャンtoフォルダ

・コピー機にPCを登録し、PCのフォルダへデータを送る方式。

難易度:高

ネットワーク設定などの知識や経験がないと難しいです。

不具合発生度:高

Windowsアップデートの影響や、セキュリティソフトなどの影響を

受けやすいです。理屈を理解していないと対処に困ります。

 

説明ではMPC03シリーズを使用していますが、04シリーズも同様に設定できます。

 

1.スキャン to メディア

①操作部左側にUSBメモリ,SDカードの挿入口があります。使用するメディアを挿入してください。

 

②操作部のスキャナボタンを押します。画面上の「文書蓄積」をタッチします。

 

③「メディアに蓄積」をタッチし「OK」をタッチ。

 

④「メディア残」が表示され、「文書蓄積」が選択された状態になればOKです。あとは文書を読み取ればメディア内にデータが保存されます。

 

2.スキャン to ハードディスク

前提条件としてPCと複合機がネットワーク接続(LAN接続)されていないと使用できません。ネットワーク接続されていない方は下記の記事を参照してください。

RICOHコピー機ネットワーク接続方法
【動画有】必ず出来る!超初心者向け・RICOHコピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法【完全徹底解説】

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札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法①

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札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法②

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②ネットワーク接続できたら、まずコピー機操作部のスキャナボタンを押し、画面上部の「文書蓄積」をタッチ、次に「本体に蓄積」をタッチし「OK」を押します。

 

③「蓄積文書」が選択された状態になればOKです。文書を読み込みましょう。データがコピー機HDDへ保存されます。

 

④PCのWEBブラウザ(google Chromeやmicrosoft edgeなど)のアドレス欄にコピー機のIPアドレスを入力します。説明例では192.168.0.100としています。※192.168.0.100はあくまで説明例です。実際のIPアドレスは

使用しているコピー機のものを入力してください。

 

⑤コピー機にアクセスできたら、「文書操作」⇒「ドキュメントボックス」

 

「共有フォルダ―」をクリック

 

⑦読み込んだ文書データがあります。「PDF」をクリックするとファイルを開くことができます。

 

⑧文書が開きます。今現在見ているデータはコピー機HDD内にあるものです。PCへ保存する場合は「保存」をクリック(※使用するソフトによって違います。)し、PCの任意の場所に保存しましょう。

 

3.スキャン to フォルダ

スキャンtoハードディスクと同様に、ネットワーク接続されていることが前提条件となります。ネットワーク接続されていない方は下記の記事を参照してください。

RICOHコピー機ネットワーク接続方法
【動画有】必ず出来る!超初心者向け・RICOHコピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法【完全徹底解説】

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札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法①

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札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のネットワーク(LAN)接続方法②

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ここでは一番簡単な設定の仕方をご説明します。

会社などでセキュリティについて厳密に管理している場合は、ネットワーク管理者の方などに相談や承諾を得てから設定しましょう

 

設定ツールを使用する方法もありますが、正直なところ、あまり使い勝手が良くないと私は思います。

上手くいったり出来なかったりと半々くらいでした。

結局、手動で訂正しなければならないので、はじめから手動で設定した方が早いと感じました。

寡聞ながら「このツールめっちゃ便利!!」という話もあまり聞きません。

設定に不慣れな方にはどちらが良いか判断致しかねます。

設定の仕方は下記記事をご参照ください。

札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のスキャナー文書をPCのフォルダへ送る方法①【フォルダ送信環境設定ツール①】

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札幌のコピー機複合機販売レンタル店アルボ札幌
コピー機複合機のスキャナー文書をPCのフォルダへ送る方法②【フォルダ送信環境設定ツール②】

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3.1 PCのネットワークプロファイルを「プライベート」にする

①Windowsのスタートボタンをクリック

 

②「設定

 

③「ネットワークとインターネット

 

④「プロパティ」を確認。プライベートネットワークであればOK。それ以外なら「プロパティ」をクリック

 

「プライベート」を選択

 

3.2 「パスワード保護共有」を無効にする。

①「検索」をクリック

 

②「コントロールパネル」と入力、検索結果に「コントロールパネル」が表示されるのでクリック。

 

③「ネットワークとインターネット」

 

④「ネットワークと共有センター」

 

⑤「共有の詳細設定の変更」

 

「すべてのネットワーク」の右側にある「 ∨ 」をクリック。隠れている項目が表示される。

 

「パスワード保護共有」を無効にして「変更の保存」

 

3.3 データを送るフォルダを作る

①データを送るフォルダを作成します。ここでは「ricohscan」というフォルダで説明します。作成したら、フォルダを右クリックし「プロパティ」

 

「共有」をクリック、「詳細な共有」

 

③「このフォルダ―を共有する」にチェックをつける。次に「アクセス許可

 

④「Everyone」を選択し、「フルコントロール」にチェックをつけ、「OK

 

※「Everyone」が無い場合、「追加」をクリック

※「選択するオブジェクト名~」欄にアルファベットの「 e 」を入力し、「名前の確認

※「Everyone」が自動で入力されるので「OK」

※「Everyone」を選択し、「フルコントロール」にチェック

⑤次に「セキュリティ」⇒「編集

 

⑥「追加

 

⑦「選択するオブジェクト名~」欄にアルファベットの「 e 」を入力し、「名前の確認

 

⑧「Everyone」が自動で入力されるので「OK」

 

⑨「Everyone」を選択し、「フルコントロール」にチェック

 

⑩最後に「共有」に表示されている「ネットワークパス」をメモする。ここの説明では「¥¥arvopc¥ricohscan」とします。

 

3.4 コピー機複合機にPCを登録する

①「直接入力」

 

②「直接入力」

 

③さきほどメモしておいたネットワークパスを入力。 例)¥¥arvopc(コンピュータ名)¥ricohscan(フォルダ名)。「OK」をタッチ

 

④「ログイン」

 

⑤「ユーザー名」を求められますが、適当な文字を打ち込んでOKです。ここでは 「 a 」とします。「OK」をタッチ。

 

⑥「パスワード」を求められますが、適当な文字を打ち込んでOKです。ここでは 「 a 」とします。「OK」をタッチ。

 

⑦下記の画像のようになればOKです。「OK」をタッチ

 

⑧SMB欄に入力したネットワークパスが表示されていればOK。あとは文書を読み込みましょう。PCのフォルダに送られているはずです。

 

⑨PCにデータが送信されたことを確認したら、「宛先履歴」をタッチ。

 

⑩今送った履歴が残っているはずですので、「宛先登録」⇒「登録情報」で情報を登録すればOKです。

 

⑪登録が終了すれば、今後は登録名からデータを送信することができます。

 

 

 

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