リコーコピー機複合機MPC2503を例に説明しますが、その他の機種を使用しても設定はほぼ同じです。ハガキを印刷する場合、適切な設定を「①コピー機複合機」と「②パソコン内のプリンタードライバー」へ設定しなければなりません。
適切な設定を行わないと、印刷した文字や画像がハガキから剝がれたり、印刷物に汚れが付いてしまいます。
・印刷不良例①:ハガキ上辺の印刷が剥がれ、白地に汚れが付着。
・印刷不良例②:紙から剥がれたトナーが機械内部に残り、裏面にも汚れが付着。
印刷不良例①
印刷不良例②
・適切な設定をした印刷の場合、印刷は剥がれず、汚れも付着しない。
1.コピー機複合機本体の設定
①「初期設定/カウンター」ボタン
②「用紙設定」
③「プリンター手差し用紙サイズ」を「郵便ハガキ」に設定
④2ページ目に移動し。「用紙種類設定:手差しトレイ」をタッチ
⑤「厚紙2」を選択、「設定」を押し終了する。
⑥手差しの状態が下記画像のようになっていればOK。
2.PCのプリンタードライバーの設定
①検索ボタンをクリック、上部入力欄に「コントロールパネル」と入力し、下に表示される「コントロールパネル」を起動
②コントロールパネルの「デバイスとプリンターの表示」をクリック、表示されたプリンタードライバーのアイコンを右クリック、メニューの「プリンターのプロパティ」をクリック。
③「基本設定」をクリック
④「項目別設定」から「基本」、原稿サイズを「郵便ハガキ」に設定
⑤「用紙」、給紙トレイを「手差し」、用紙種類を「厚紙2」
⑥「両面/集約/制本」、フチ無し印刷をしたいなら、印刷領域を「最大」にする。フチ無しの必要がないなら不要。
⑦最後に「印刷品質:標準」、画質と速度のバランスを「画質優先」、解像度を「4800×1200相当」
⑧全ての設定が終了したら「適用」をクリック。
以上でハガキを印刷する為の設定は終了。あとはソフトから印刷を実行すれば、綺麗に年賀状が印刷できるはずです。